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"slumdog millionaire" wins Oscars! 


皆さんご存知のように、アメリカでは昨晩アカデミー賞の
式典が
行われました。そして最優秀作品賞を含む8部門でオスカーを獲得
したのはslumdog millionaire(邦題:スラムドッグ$ミリオネア

332328view001.jpg
画像はYahoo!映画より拝借(
(C)2008CeladorFilmsandChannel4TelevisionCorporation)

この映画の舞台はインドのムンバイです。私たちはインド渡航前に
ムンバイがどういうところなのかを見るだけが目的で何の期待も
せずに観に行ったのだけど、予想外にとてもいい映画でした。
ムンバイにおける醜い現状が忠実に描写された作品です。



ムンバイではマフィアやギャングがスラムの幼い子供を裏で操って
物乞いをさせお金を稼ぐいう組織犯罪が起こっているのが現状です。
そして障害を持つ子供は健康な子供よりもお金を稼げるというだけの
理由で、故意的に健康な子供の手足を切断したり目を失明させ
たりという卑劣な行為も行われています。私たちも手足のない
物乞いを街角で実際に目撃しました。物乞いにお金をあげる事は
組織犯罪を助長する事になるのでしないように呼びかけられて
いましたが、どこからどう見ても外国人の私たちはやっぱり
いいターゲットなので、私も旦那もそれぞれ小さな子供に洋服や
腕をつかまれてお金をせびられました。ただ単に裏で操られて
いる罪のない子供を無視するのは非情に辛かったけれど、心を
鬼にして振り切る以外何も出来ませんでした。。。

しっかりした警備を備える資金のない公立の病院では、こういった
マフィアやギャングによって生まれたばかりの赤ちゃんが盗まれる
という被害が相次いでいるそうです。だからと言ってもスラムに
住む人たちはそういう病院にしかかかれないのが現実なのです。
そして、そのような状況から抜け出せるだけのお金を稼げる手段の
一つが代理母出産です。代理母出産で支払われる謝礼金は
インドでは家(と言ってもフラットと呼ばれるマンションのような
ものですが)が買える程の大金です。カースト制度の名残がまだ
根強く残っているインドでは、いわゆる下層階級の人たちが
まともなお金を稼げる職業に就けるチャンスはほぼ皆無です。
そういう状況であるから貧しい女性たちは自分の命に関わる
可能性があるにしても代理母出産という道を選択するのです。
中には代理母を2度する事によって、将来自分の子供を大学に
行かせるための資金を稼ぐ女性もいると聞きました。

私たちはインドに滞在中、もしプロジェクトが成功して子供を
授かったならば、将来その子が高校生くらいになって物事を理解
出来る年頃になったらインドへ連れて行くと心に決めてました。
インドと比べたら温室のようなアメリカと日本という国しか知らずに
育ったであろう我が子に本人の目でインドを見る事によって自分が
どれだけ恵まれているかを実感してもらい、そしてインドという
国には命を賭けてまでも自分の家族を守ろうとする女性たちが存在し
そのような女性一人のおかげであなたはこの世に生を受けた
のだという事を理解してもらいたいと思ったからです。

もし将来アダプションで子供を授かる事が出来たとしても
果たしてその子をインドへ連れて行くかどうかは分かりません。
いい社会勉強になるのは確かだと思うけど、その子にとっては
それがインドである必要はないだろうから。。。

話がすっかりそれましたが、slumdog millionaireは本当に
いい映画です。私たちが観に行った当時は特定の劇場でしか
公開していなかったけれど、現在は全米公開しているようです。
日本でも4月から公開予定だそうです。
興味のある方は是非観に行ってみてくださいね。

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[ 2009/02/23 22:22 ] | トラックバック(-) | コメント(-)








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